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帰ってきたイタリアンのあんかけスパゲッティ

半世紀愛される味が帰ってきた。「帰ってきたイタリアン」のあんかけスパはビターなソースが最高すぎた

5.0

🏮 店舗情報

店名
帰ってきたイタリアン
実食
あんかけスパゲッティ
住所
愛知県名古屋市北区中丸町1-15
評価
5.0

もう食べられないと思っていた味だった

子供の頃、父に連れられて何度も通った店があった。「イタリアン」。名古屋のあんかけスパの名店として、地元では知らない人がいないくらいの存在だった。

でも初代が閉店したとき、正直ショックだった。**「もうあの味は二度と食べられないのか」**と。子供の頃の思い出の味が、ある日突然なくなってしまう感覚。あんかけスパを食べるたびに、どこかであの店の味を思い出しては寂しくなっていた。

だから「帰ってきたイタリアン」の存在を知ったとき、本当に嬉しかった。

味のファンが受け継いだ、半世紀愛される店

このお店の成り立ちがまたいい。初代が閉店したあと、その味に惚れ込んだファンが味を受け継いで、現在は店で言えば3代目にあたる。血縁でも何でもなく、「この味を絶やしたくない」という想いだけで繋がってきた系譜。

北区・中丸町の小さな一軒家。カウンター5席と4人掛けテーブルが1卓だけの小箱の店で、シェフがひとりで切り盛りしている。派手さは一切ないけど、半世紀近く愛され続けてきた味がここにある。

最近はYouTubeでも紹介されて、一気に人気店になった。行列ができる日も増えたと聞くけど、それも納得の味だった。

帰ってきたイタリアンのあんかけスパゲッティ。ビターなデミグラスソースが麺に絡む

この黒々としたソース、見ただけで唸る

あんかけスパを食べた

ソース — 王道とは違う、クセになるビターな味わい

名古屋のあんかけスパといえば、ケチャップベースのパンチが効いた濃いめのソースが王道。でもこの店のソースは違う。デミグラスをベースにした、ビターで大人な味わい

一口目は「あれ、思ってたのと違う」と感じるかもしれない。でも二口、三口と食べ進めるうちに、その苦味と旨みのバランスにどんどん引き込まれていく。これは間違いなくクセになる味。子供の頃に食べていた記憶の味とも、また少し違うようで、同じ店の魂を感じる不思議な感覚があった。

麺 — 極太麺にソースがしっかり絡む

あんかけスパ特有の極太麺。もっちりとした食感で、噛むたびに小麦の風味が広がる。この太さがあるからこそ、ビターなソースをしっかり受け止められる。

麺とソースが絡み合う様は、まさに名古屋めしの真骨頂。フォークで巻き取るとずっしり重みを感じるくらい、ソースがまとわりついてくる。

一皿に込められた歴史の重み

食べながら、子供の頃の記憶が蘇ってきた。父と一緒に座ったカウンター、あの匂い、あの味。閉店してしまったと知ったときの喪失感。そのすべてが、この一皿を通じて繋がっている感覚があった。

味を継承した人たちに、心から感謝したい。この味を守り続けてくれてありがとう、と言いたくなる一杯だった。

アクセス・営業情報

  • 住所:愛知県名古屋市北区中丸町1-15
  • 最寄り駅:地下鉄・庄内通駅から徒歩14分
  • 定休日:月曜日
  • 営業時間:火〜土 11:00〜14:30 / 18:00〜20:00、日 11:00〜14:30
  • 支払い:カード・電子マネー・QR対応
  • 駐車場:隣に1台分あり(満車時は近隣コインパーキング)
  • 座席:カウンター5席、4人掛けテーブル1卓の小箱店
  • 予算:¥1,000〜¥1,999

まとめ

  • 閉店した名店「イタリアン」の味を、ファンが受け継いで復活させた店
  • 王道とは違う、デミグラスベースのビターなソースが唯一無二
  • 半世紀近く愛され続けてきた味の重みを感じる一皿
  • YouTubeでも紹介され、今や名古屋の人気店に

子供の頃の思い出の味が、こうして帰ってきてくれたことに感謝しかない。名古屋であんかけスパを語るなら、絶対に外せない一軒。文句なしの評価5です。

次はデミグラスソースのピカタも食べてみたい。

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